専門店があるほど日本でもポピュラーな存在となったスコーン。語源や意味を知っていますか?
普段美味しく食べているスコーンの歴史や背景を知ると、よりスコーンが楽しめますね。
スコーンに興味がある人、スコーンを作ってみたい人はぜひご一読ください。
目次
スコーンってとはどんなお菓子?
スコーンは、スコットランド発祥の「バノック」と呼ばれるパンが起源のパン菓子の一種です。
諸説ありますが、石が名前の由来になっているそうです。スコットランドにスコーン城というお城があり、そこにある椅子の「土台となる石」が由来になっていると言われています。
そのためスコーン自体が石のような形に焼き上げられているのですね。
スコーンにはどんな特長がある?
スコーンにも様々な種類があり、代表例としてイギリス式の「イングリッシュスコーン」やアメリカ式の「アメリカンスコーン」があります。
イギリス式 | アメリカ式 | |
形 | 丸い | 三角形 |
生地 | 甘さ控えめ | 甘い |
具材 | なし | チョコ、ナッツなど |
トッピング | ジャム、クロテッドクリームなど | そのまま食べる |
いつ食べる | アフタヌーンティー(紅茶と一緒に) | いつでも |
近年はイングリッシュスコーンの中にも具材が入っているものもあって、境界が曖昧になっています。
スコーンが人気な理由
昔はポピュラーではなかったスコーン。今ではコンビニやコーヒーチェーンなどでも気軽に買えるものもありますね。このように色々な場所で目にして、買えるようになったこともありいつの間にか当たり前の存在に。
このように販売されているスコーンは色々なフレーバーに加工されたアメリカ式のものが多いようです。定番のチョコチップ、ドライフルーツやクリームチーズ、紅茶に抹茶、色々な味で世の中の人に愛されていますね。
このようにいくつものフレーバーで楽しむことができるのもスコーンの魅力のひとつです。
作る工程もシンプルなので、自宅で好きな具材をいれて気軽に作ることができるのも嬉しいポイントですね。
どんな種類のスコーンがある?
定番のシンプルなスコーンやおやつにピッタリのスイーツ系スコーン、食事にマッチするしょっぱいおかず系スコーンなど色々な楽しみ方ができるスコーン。そんなスコーンの種類を少しご紹介します。
定番!イングリッシュスコーン
・シンプルが1番!プレーンスコーン
おやつにピッタリ!スイーツ系スコーン
・チョコチップスコーン
・抹茶とホワイトチョコのスコーン
・メープルナッツスコーン
食事にマッチ!おかず系スコーン
・ベーコンとチーズのスコーン
・ハムと玉ねぎのスコーン
・チーズとブラックペッパーのスコーン
オリーブオイルを使った基本のスコーンレシピ
小さめのスコーン4個分
小麦粉:100g
ベーキングパウダー;4g
砂糖:15g
オリーブオイル:30g
牛乳:30g
塩:ひとつまみ
①小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩をボウルに入れ、泡だて器で攪拌する
②オリーブオイルを加え、ゴムベラ・スケッパーで切るように混ぜる
③牛乳を数回に分けながら加え、ゴムベラ・スケッパーで切るように混ぜる(※練らないように注意)
④記事を手でまとめ、ラップにくるんで冷蔵庫で30分ほど寝かす
⑤めん棒で2cm程度の薄さに伸ばし、真ん中で切って重ねる
⑥⑤の工程を2~3回繰り返す
⑦セルクルで型抜きする(抜いた記事の側面をベタベタ触らないように注意)
⑧余った生地は再度ひとまとめにし、伸ばしてセルクルで型抜きする(最後に残った生地は手でまとめておく)
⑨オーブンを180℃で予熱し、20分焼く
※スコーンに別の食材を混ぜ込みたい時は③の後に入れて混ぜ込む 個人的なおすすめは以下の通り 甘い系:割った板チョコ、ナッツ類 おかず系:チーズ、ベーコンなど
通常バターが使用されるところをオリーブオイルに置き換えて作ります。
バターの数を0.9倍で計算して作ってみてください。
オリーブオイルの香りがしてとっても美味しいですよ。