HSP気質を持っていると職場でも色々なストレスを感じますよね。光・音・匂いのような環境面のストレスから人間関係のストレスまで様々。
耐えられる程度であれば多少の我慢は必要ですが、無理をし過ぎると体調を崩しかねません。転職をしようかな…?でも何もわからないな…というHSPに向けて、仕事の探し方や向いている仕事などを解説します。
- 3つのステップで仕事を探そう
- 自己分析をする時は2つの軸でやってみよう
- 不安なことは転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめ
HSPの仕事の探し方
- 自身の強み(能力)を把握しよう
- 苦手なこと、避けたいことを把握しよう
- 自分に合っている働き方を把握しよう
STEP1:自身の強み(能力)を把握しよう
まずはあなたの能力面でどんな強みがあるかを確認してみましょう。この時のポイントはHSPだからこそある強みと、HSPに関係ない強みを分けて書き出してみること。
一般的にHSP全てが当てはまるような特徴は強みになるものの、あなたが100%当てはまっているかはわかりません。2つの軸で洗い出し、どちらもあわせて見ることでHSPの中でもあなたにしかない強みが見つかることでしょう。ここでは私自身を事例に説明を行います。
- 細かなことに気づくことができる
- 共感力が高い
- 想像力が豊か
- 仕事が丁寧
- 分析が得意
- 客観的な見方ができる
このような強みがあると考えました。このなかでも私自身に強く関係しているのは「想像力が豊か」「分析が得意」「客観的な見方ができる」という3点です。
HSPの強みとして挙げられる「想像力が豊か」という特長ですが、どちらかというとクリエイティブな要素で使われることが多くあります。一方で私はクリエイティブなことがそこまで得意ではありませんが、物事を行う際に良くない場面を想像することが得意です。よく言えばリスク管理ができる、悪く言えば不安症です。
こちらの特長をよりうまく扱えているのは物事の分析をする能力があるからだと思っています。数字から読み取る事ができる物事の背景や突拍子もない発想から仮説を立てて検証をしていくことが得意なため、より現実的な未来の想像ができるのです。こちらを行う時は主観だけではリアルに近づきません。客観的な視点で物事を考えることができるとより精度があがると考えています。
「想像力が豊か」という特長だけをみれば、自分はクリエイター職に向いているのかもと考えがちですが、他の特長と掛け合わせるとその意味合いも少し変わることがあります。これが2つの軸で自己分析をしてほしい理由です。
STEP2:苦手なこと、避けたいことを把握しよう
自分の強みや特長が把握できたら、今度は苦手なことやできればやりたくないことが何かを考えてみましょう。
- 0から1を生み出すこと
- 活発に意見交換をすること
- だれかとずっと一緒に行動すること
再び私を例にしますが、私はあまり人との距離感を縮めたくないタイプの人間です。こんな特徴があるからか、お客様と話すのは得意でも上司や同僚と話すのがあまり得意ではないし好きでもありません。
先ほど把握した自身の強みだけを見ると、社内で物事を分析したりリスク管理をするような作業で貢献すればいいと考えることもできますが、社内の人間と接することにストレスを感じやすい私にとっては合ってはいません。一方で一定の距離感を保って接するお客様に対してはこのようなことを感じにくいのです。
これだけでも私は対外的な仕事をメインにする方が働きやすい特徴を持っていることがわかります。このように苦手な点や避けたい点を書き出してみると自分が取り組みやすい仕事内容が見えやすくなるでしょう。
STEP3:自分に合っている働き方を把握しよう
仕事内容に関する自分の得意・不得意は把握できましたね。あとはその能力をどこでどのように発揮させていくかが課題です。行う仕事内容は好きでも職場や通勤の環境が嫌と感じる人もいるでしょう。私のように人間関係に悩む人も少なくないはずです。
正社員・派遣・フリーランスなど働き方にも様々な形態があります。不安を感じやすいなら安定した正社員がいいでしょう。一方で仕事の責任が重く感じてしまうなら派遣もいいかもしれません。はたまた自分の頑張り次第で成果が出るフリーランスも候補のひとつです。
ここでは何を求めるかが重要になってきます。お金なのか、環境なのか、やりがいなのか。あなたが仕事をするにあたって重視する点と、それに伴う働き方のデメリットを天秤にかけて検討をするのがおすすめです。働き方のメリット・デメリットについてはブログ後半で詳細に解説します。
このような振り返りを自分で行ってみても「よくわからない」「しっくりこない」と感じるようであれば誰かに相談してみるのもひとつの手段です。転職エージェントに登録すればプロのキャリアアドバイザーがあなたの壁打ち相手になってくれます。悩んで何も進められないようなら一度思い切って相談してみましょう。
転職エージェントについてこちらの記事で解説をしています。参考にしてください。

HSPに向いてる仕事
- 精密さを求めれらる仕事
- IT関連の仕事
- クリエイティブな仕事
- 黙々とできる仕事
精密さを求めれらる仕事
細かいことによく気がつくHSPは精密さが求められたり、正確さ・丁寧さが求められるような分野の仕事が得意です。あまり人と話すことがなく、黙々と作業に取り組むことができる仕事も合っています。
仕事例 |
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IT関連の仕事
IT関係の様々な仕事はリモートワークでも対応できるものがあり、職場での刺激を受けずに仕事をすることができるのでHSPに向いてします。正確性や丁寧さも兼ね備えているので適した仕事内容と言えるでしょう。
仕事例 |
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クリエイティブな仕事
HSPは感受性が高く、独自の感性を活かすことができる創造性が発揮できる制作系の仕事が得意です。あまり人と接することなく、黙々と作業できるところもHSPに向いています。
仕事例 |
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黙々とできる仕事
人間関係に疲れがちなHSPは人とあまり話すことなく黙々と進められる仕事が向いています。作業中心になるためルーティンとなりメンタル的にも安定しやすいでしょう。
仕事例 |
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HSP未経験からスタートしやすい職種ランキングTOP3
HSPにとって未経験でも就職・転職しやすい職種をランキング形式で紹介します。
- webライター
- 工場のライン
- 配送ドライバー
webライター
ブログ記事やネット記事などの文章を書く職種です。オンライン上で仕事が完結することがほとんどで、パソコンさえ用意できれば在宅で1人で始められる仕事になります。本を読むことが好きだったり、文章を書くことが苦ではないHSPにとっては取り組みやすい仕事になるでしょう。
工場のライン
決まった作業を繰り返し、1人で完結する作業が多いため比較的人と会話をしなくてもよい職種です。検査や梱包、仕分けなどの仕事には特別なスキルが必要になりにくいので未経験のHSPでもチャレンジしやすいでしょう。
配送ドライバー
近年のインターネット販売の普及によって人手が足りず、よく募集されている職種です。お客様に荷物を渡す際に人とは接するものの、配送中は基本的に1人で行動できるため、他人のペースに合わせる必要がなく、HSPには働きやすい内容でしょう。
HSPに向いている働き方
- 【安定思考】正社員
- 【負担軽減】派遣社員
- 【大変だけど見返りも大きい】フリーランス
【安定思考】正社員
メリット
正社員に就く魅力はなんと言っても安定した収入の確保です。慎重派で不安を感じやすいタイプのHSPだからこそ、長期的に働くことができる職業につくことで安心できて心の安定も得ることができるでしょう。
まじめで向上心が強いHSPが自分のキャリアを形成する上で、長期的に働けるのも魅力的です。
デメリット
長期的に働くということは、それだけ長く職場の人と一緒にいるということ。職場の雰囲気や人間関係に疲れてしまった場合にはしんどい思いをすることでしょう。疲れた時に人間関係をリセットしたくなるHSPもいますが、正社員の場合はこういったこともできないのが注意点です。
また、正社員は責任のある仕事を任されるようになります。プレッシャーに弱く、ノルマや締切などを苦痛に感じる人にはつらい職場となるでしょう。
【負担軽減】派遣社員
メリット
正社員と比べて仕事への責任度合いは大きくありません。仕事への責任感という意味では心に少しゆとりをもって取り組むことができるでしょう。
また、派遣社員が同じ企業で働けるのは3年までと決まっています。ゴールが見えているからこそ、人間関係や仕事の大変さなどを堪えて頑張ることもできるでしょう。派遣される前に仕事内容を確認できるので、仕事内容の不安を感じないところも◎
デメリット
所属する派遣会社によりますが、基本的にボーナスは貰えないと思っておきましょう。そのため正社員に比べると収入面での不安を感じやすくなってしまうでしょう。
また正社員のような長期的な雇用契約ではないため、社会的な信用が得られにくい傾向にあります。家や車などの大きな買い物をするためにローンを組む際の審査では不利になると考えましょう。
【大変だけど見返りも大きい】フリーランス
メリット
自分1人で仕事をしてお金を稼ぐので、職場環境で悩まされることがありません。自身が高いスキルを持ち、安定して仕事を受注できる環境であればHSPにとって最も嬉しい仕事形態と言っても良いでしょう。
まじめで向上心もあるHSPは目の前の仕事に真摯に取り組むので、相手からの信頼も得やすいでしょう。自身の力が収入に直結するので、モチベーション高く仕事に取り組むこともできます。
デメリット
良くも悪くもお金を得られるかは自分次第です。最悪どれだけ頑張っても収入につながらない事もあるでしょう。そういった面では将来への不安を感じやすく、安定思考のHSPにとっては大変な仕事だと言えます。
さらに注意したいのが人間関係。職場の同僚のような仕事をする際の人間関係からは解放されますが、仕事をもらうためのクライアントとのやり取りは必須です。立場的に強くないこともあるため、上から高圧的にこられることも珍しくありません。そういった意味では人間関係に悩むことはあるでしょう。
HSPを理解しよう
HSP(Highly Sensitive Person)は非常に繊細な気質を持つ人を指し、神経系の違いから外部の刺激に対して通常の人よりも敏感に反応します。人口の約15〜20%がHSPとされ、生物学的なこの気質は成長や環境の影響を受けても完全に変わることはないと言われています。
HSPは診断名ではなく、病気や障害でもありません。あくまで個々の気質を表す言葉であり、「敏感さ」を特徴とする人々が持つ特性を理解するための概念です。
HSPの特徴
HSPの特徴は「DOES」という4つの要素に集約されます。
- Depth of Processing(処理の深さ)
- Overstimulation(過剰な刺激を受けやすい)
- Emotional Reactivity(感情的反応の強さ) & Empathy(共感力)
- Sensitivity to Subtle Stimuli(微細な刺激への感受性)
Depth of Processing(処理の深さ)
HSPはものごとを深く考え、情報を丁寧に処理する傾向があります。ささいなできごとや言葉の裏側にある意味を考えるため、共感力が高く、他者の気持ちを敏感に察知します。
Overstimulation(過剰な刺激を受けやすい)
刺激に対して敏感で、音、光、人混みなどの環境要因に影響を受けやすい特徴を持ちます。多忙なスケジュールや騒がしい場所は疲労を引き起こしやすく、休息が必要です。
Emotional Reactivity(感情的反応の強さ) & Empathy(共感力)
他人の感情に対する共感力が高く、他者の喜びや悲しみを自分のことのように感じます。この感情的な反応は強みでありながら、エネルギーも消耗します。
Sensitivity to Subtle Stimuli(微細な刺激への感受性)
周囲のちょっとした変化や人々の態度の違いなど、普通なら見過ごされるようなささいな刺激に気づきやすい特徴を持ちます。観察力が鋭く、気にしすぎるとストレスがかかります。
HSPの得意なこと
HSP気質の人は以下のようなことが得意で、強みとして捉えることができます。
- 深い洞察力と創造性
- 高い共感力と対人スキル
- 問題解決能力の高さ
- 注意力と観察力
- 倫理観と正義感の強さ
深い洞察力と創造性
HSPは洞察力が鋭く周囲の変化を敏感に察知することができます。気づいた内容についても深く考える力も持ち合わせており、専門性を突き詰めることが得意な傾向にあります。
また、豊かな感受性を持っているため独創的なアイデアを生み出すことが得意です。一つのテーマに対して自由に深く表現することもできます。
高い共感力と対人スキル
HSPは高い共感能力から他者の感情やニーズを敏感に察知・把握する長所を持っています。会話の中で得られる表情や声色の変化から相手の状況を読み取って寄り添うことができ、相手の求めているように対応することも得意です。
高い傾聴力や柔軟な対応力を持ち合わせているため、人と関わる仕事やサポート・支援する仕事、カウンセラーのようなカウンセリングの仕事で活躍することができます。
問題解決能力の高さ
HSPは複雑な問題を考え、分析するのが得意です。これを活かし、課題の本質を見抜いて適切な解決策を見つける力があります。
論理的な思考をすることもできるので物事を順序立てて整理し、具体的に説明したり、計画的に進めることもできます。
注意力と観察力
HSPは環境の変化や他者の些細な動きにも気づくことが得意で、ミスを探したり防いだりする仕事や繊細な作業に向いています。
文章中の誤字脱字や表記ブレを確認する校正作業や、品質管理のチェック作業など注意深さを発揮できる内容が得意です。
倫理観と正義感の強さ
HSPは道徳的な価値観が強く、どんな時も正義や公平さに対して敏感です。ルールを遵守し、仕事にもまじめに取り組みます。
社会的な問題への関心が高く、ボランティア活動や社会貢献に積極的です。
HSPの苦手なこと
HSPの特性は環境次第でストレス要因にもなり、以下のような状況が苦手です。
- 刺激が多い環境
- 時間に追われるスケジュール
- 競争的な場面
- 対立や衝突
- 感情のコントロールが必要な場面
刺激が多い環境
HSPは五感が鋭く敏感なため、騒音、人混み、強い光、長時間の人との関わりなど、さまざま刺激が得意ではなく、刺激の多い環境では疲れやすく、集中力が低下します。
過度な刺激を受け、継続的なストレス環境の中で無理をしていると体調を崩してしまうことがあります。
時間に追われるスケジュール
急かされる状況や締め切りのプレッシャーに弱く、焦りやストレスを過敏に感じることがあります。
元々の不安を感じやすい性格と相まって強いストレスに悩んで疲弊してしまいます。いくつもの締切を抱えた時のマルチタスクも苦手です。
競争的な場面
HSPは競争心が強い環境ではプレッシャーを感じ、実力を発揮しにくい傾向があります。ノルマがある仕事等は向いておらず、穏やかで協力的な場面のほうが力を発揮できます。
対立や衝突
人間関係のトラブルや対立を避ける傾向があり、自己主張が苦手な傾向があります。臨機応変に対立的な立場で相手と接することが苦手です。
実際に争いが続くと精神的な負担が増し、心身ともに疲れてしまうことも少なくありません。
感情のコントロールが必要な場面
怒りや悲しみをコントロールするのが難しい場合があり、感情を抑えすぎると心身に影響が出ることもあります。
緊張を強いられるような状況にも弱く、常に気を張っているような環境は得意ではありません。
HSPと向き合うためのポイント
HSPの気質を持つ人が心地よく生活するためには、自己理解と適切な対処が必要です。以下の点を意識することで、よりよい日常を送ることができます。
- HSPについて知る
- 自分の感情を受け止める
- 思ったことを書き出す
- 話を聞くのはもう一人の自分
- SNSで他のHSPさんのことを知る
- 刺激を予防する
HSPについて知る
「HSPって気質があるんだ」「けっこう当てはまってるかも」「自分はHSPだから生きづらいのか」なんて軽い知識だけで自分が生きづらいだけと決めつけていませんか?
HSPは病気ではなく気質のため、治すという概念はありません。ですが自分の気質を知り、何が得意でやっていて充実するか、何が苦手で嫌な思いをしているのかを知っているのと知らないのでは生きやすさに大きな差がでます。
HSPという概念自体が定義されたのは比較的最近のことですが、こういう特性もあるんだと心を救われた方も多くいらっしゃるようです。
ただ、そこで止まることなく、生きづらさを少しでもなくすように自身で工夫をしていくことが大切です。
HSPだから…と気質を言い訳にするのではなく、HSPの自分だからこそ「こうしよう!」と自分で考えて行動しましょう。
自分の感情を受け止める
HSPさんは自己肯定感が低く、自分を責めたり、考えすぎたりすることが多くあります。「こんなことが嫌だった…」「自分はなんでダメなんだ…」なんてネガティブな感情に支配されて落ち込んでいくことも。
この際に気をつけたいのは感じたことを事実として受け止めることで終わらせること。何事もついつい深く考え込んでいく性格のため、考え続けていると最終的には自分が悪い、自分がこれを直さなければと強く自分を責める結果になってしまいます。
こうなる前に「こんなこと言われてショックだった」「今日のあの仕事は辛かった」など事実として感じたことを客観的に認識するのです。起こったことに変わりはありませんが、考え込む前に客観的な事実と認識することで落ち込むことがなくなります。
思ったことを書き出す
自分の感情を受け止めることができるようになったら、合わせて感じたことを書き出すことにチャレンジしてみましょう。スマホやPCで打ち出す方法も有効です。
大事なのは感じていることを内に留めるのではなく、外に出すこと。「人間関係に疲れた」「毎日相談されるのはしんどい」などの事実を書き出すことで自分の感情を整理しやすくなるのです。
他にもメリットがあり、思ったことを外に書き出すだけで人間はそれを忘れるような仕組みになっています。心に引っかかることがある際に、ずっと考え続けてつらい思いをし続けるのではなく、定期的に外に出して嫌なことを忘れていくようにしましょう。
話を聞くのはもう一人の自分
共感力が高いHSPさんは、人と話しているとその人の感情に引っ張られてしまうことがあります。また、他人に嫌われるのを恐れるため、相手を気遣った行動が中心で自分が犠牲になることもしばしば。
こんなことが続いてしまうと強いストレスが溜まり、人と関わるのが本当に嫌になってくるのです。
この特性、実はとっても素晴らしい特性です。人の細かい変化に気づいたり、その場の状況によって配慮できたりするのでみんながそう簡単にできることではありません。ただ、こんな素晴らしい特性のせいでいきづらくなるのは嫌ですよね。
こんな時は自分の後ろにもう1人の自分が立っている感覚で、眼の前の二人が会話をしているというような俯瞰した目で状況を見てみてください。相手に寄り添おうとして共感しすぎて疲れてしまうのなら、共感する自分すら他人に見えるように一歩引いた立場から見るように意識することで共感しすぎることを防ぐことができますよ。
SNSで他のHSPさんのことを知る
これって自分だけなんじゃ…と思って苦しい思いをしていませんか?あなたの他にも世の中にHSPさんたくさんいます。ここ数年でHSPという気質が定義された事によって、今まで認識できていなかった人も多く気づくきっかけになりました。
SNSではHSP気質な自分がこんな時につらい思いをした、こうやって乗り切っているなどいろんな情報発信をしている人がいます。交流するのに気が引けるのであれば見るだけでも構いません。自分以外にも同じようなことを感じている人がいることがわかるだけでも心が少し楽になります。そんな時間を作ってみませんか?
もし交流してみたくなった場合でも、対面して人と話すわけではないので気楽に行いやすいのもメリットです。趣味が合いそうな人、同じ悩みを抱えている人などと励ましあいながら生活するのも一つの方法です。
刺激を予防する
HSPさんは五感が鋭いため色々な刺激を受けることがありますが、色々なアイテムを活用すると刺激の軽減に役立ちます。
有効に利用できるアイテム一覧はこちら。
視覚 |
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聴覚 |
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嗅覚 |
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HSPさんの疲れの取り方は別の記事でも紹介しています。こちらも参考にしてください。

こんなHSPは転職活動を検討しよう
- 将来のやりたいことが明確に決まっている
- 職場で強いストレスを感じている
- 将来性を感じられない会社で働いている
将来のやりたいことが明確に決まっている
今の会社では叶えられないあなたの将来の目標があるのであれば、怖くても転職することをおすすめします。
「3年も経たないうちに辞めたら印象が悪い」「会社の人に迷惑がかかっちゃうからもうしばらく続けようかな」なんてことを思っているのはもったいないです。人生の中でも無駄にしてはいけないのは【時間】なのですから。
印象が悪いなんて心配するなら、それを補うスキルを提示すればいいでしょう。会社の人に迷惑をかけたくないという人は誰のために仕事をしているのですか?あなたの人生なのだからあなたのことを第一に考えて行動するべきです。
自分の努力でスキルアップすることもできますが、周りの環境によってスキルアップのスピードは段違いに変わります。あなたに明確な目標があるのであれば、それを叶えるために必要な環境に身を置くように決断しましょう。
職場で強いストレスを感じている
職場で強いストレスを継続して感じ続けている人も転職を検討した方が良いでしょう。我慢して仕事を続けて心身に不具合が出て仕事ができなくなってしまっては元も子もありません。
それぞれの人に仕事をする意味の感じ方は違うことでしょう。
- 生きるお金のために働く
- やりがいを感じたいから働く
- やっている仕事が楽しくて仕方ない
世の中の多くの人に当てはまっていると思いますが、生活のためのお金を稼ぐことだけで仕事を続けている人は特にストレスを感じやすい傾向にあります。
「お金のためだから仕方ない」というマインドだけでは、仕事をすることに意義を感じづらく、仕事をする姿勢も前向きになりません。「同僚とのおしゃべりが楽しい」「先輩のようになりたい」「達成感を感じたい」など、なんでもいいのでお金以外の仕事に対する想いがあればいいでしょう。
そういったことが全く感じられない・少ない職場であれば、一時的な怖さを乗り越えて転職活動に取り組んでみませんか?少しでも前向きに仕事に取り組める要素を持つことで、その後の人生の充実度も大きく変わるはずです。
将来性を感じられない会社で働いている
会社の事業や取り組み、成果などを見て将来性を感じられない場合にも転職を検討しても良いでしょう。健康に働くことは大前提ですが、仕事に取り組むモチベーションもとても重要です。モチベーション次第で日々の仕事のパフォーマンスにも変化が起こります。
あなたが取り組んでいる仕事が社会にどのように貢献しているのか、そのことを自分がやりがいがあると感じられているかなど、一度考える機会を設けてみるのも良いでしょう。
事業が成長すればやることも増え、あなたが取り組むべき仕事の内容も多くなるでしょう。そういった経験を通じてスキルアップしたり、新しい考え方をすることができるようになったりして自身の成長にも繋がります。
そういった社員が多ければ自ずと企業全体のレベルも上がり、企業の成長、そして社員への還元へとつながるでしょう。このようないい循環ができるような企業で働くことで、豊かな生活へ近づくことができるかもしれません。