「緊張する」「うまく話せない」「準備方法がわからない」など、面接を受けるにあたって色々な悩みがありますよね。
「面接が好き!」という人はなかなかおらず、大半の人ができれば避けて通りたい事ではないでしょうか。
苦手意識がない私でも面接はやはり緊張します。
めっちゃ汗をかいたり、だんだん口調が早くなってしまうのです。
ただ、何も準備をしないかというとそうではありません。
事前に企業研究をしたり、面接の練習もして準備をするからこそ緊張をしづらくなっていると思っています。
誰もが不安を抱えている面接に役立つ情報をあなたにも共有します。
この記事はこんな人に向けて書いています
・転職活動中・予定が控えている人
・面接に対して不安を抱えている人
・面接の対策をしたい人
目次
面接の流れ
多少の順番の前後はありますが、面接の大半はこのような流れで行われます。
①自己紹介
面接官も本来の仕事の時間を割いて面接をしてくれています。
まずは「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。」と挨拶をしましょう。
その後に、自身の名前とこれまでのスキルで応募企業に貢献できそうな点を完結に述べましょう。
本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇と申します。現在は〇〇に勤務していて、〇〇の業務をしています。〇〇の点で御社に貢献できると思っています。本日はよろしくお願いいたします。
②職務経歴
これまでの経験で身につけたスキルを応募企業でどのように発揮できるかをしっかりアピールしましょう。
これまでの仕事の中での成功事例や失敗事例を聞かれた場合には、その経験を通じて何を学んで身につけたかをセットで話せるようになっておきましょう。
これまでの実績と同じような仕事の発揮ぶり(再現性)ができるということをアピールしましょう。
〇〇の仕事の際に〇〇のような成果を上げました。目標を達成するために〇〇、〇〇、〇〇に気をつけて業務を行いました。この業務を通じて〇〇を得ることができ、御社の業務でも生かされると思っています。
③転職理由
ここで気をつけたいのは「前職の会社を悪く言ってしまう」ことです。
多くの人は何かしらの不満を持って転職を考えていることと思います。ですが、それをそのまま面接で話しても何もいいことは有りません。
逆に「この人はこのような不満がでたら会社をやめるような人なんだ」というような印象を持たれてしまうのです。
ネガティブなことをきっかけに転職を考え始めたことを言うことは悪くはありません。
ですが、その後にそれ以上のポジティブな転職理由を述べてストーリー性をもたせることがよいでしょう。
転職を考え始めたきっかけは〇〇です。これを解決するために〇〇のような考えを持ちました。御社の〇〇の仕事を通じて社会に貢献するとともに、自身も成長したいと思っています。
④志望動機
業界という大きなグループから落とし込んで説明していくとよいでしょう。
①自身が〇〇という業界の〇〇という仕事に惹かれている。
②その中でも〇〇をしている、〇〇に力を入れている御社に魅力を感じている。
③御社の〇〇の業務に貢献することで、自身の想いを実現したいと思っている。
転職にあたり〇〇業界の仕事を通じて〇〇を実現したいと思っています。御社の〇〇の活動に魅力を感じており、御社の〇〇に貢献するとともに、自身の〇〇の想いを実現したいと思っています。
⑤逆質問
最後に面接官から「質問はありますか?」と聞かれます。気をつけたいのは「特にありません」と何も聞かないことです。
また「休み」「福利厚生」「待遇(年収)」などを聞く場合にも注意が必要です。
面接官から聞かれたことに対してこちらが回答するのはともかく、仕事以外のことを気にしすぎるのは悪い印象を与えかねません。
こちらは面接が進んで具体的な話が出るようになったり、内定が決まったあとに交渉できることなので初回の面接ではくれぐれも聞かないようにしましょう。
他にも、「企業サイトに載っていて調べられること」や「すぐには答えられそうにないこと」も避けるのが無難です。
自身が応募企業で仕事をすると想定した上で、課題になることや準備しておきたいことについて聞いてみましょう。
前向きな印象を与えることができます。
〇〇の業務をしていくにあたって〇〇が課題と想定しています。認識はあっているでしょうか。課題をこなすにあたっての準備やアドバイスがあれば教えて下さい。
面接で緊張しないようにするための方法
「絶対に緊張しない」ことはさすがに難しいと思っています。
ですが、「緊張しにくくする」ためにできることはあります。
声を出して練習する
これは必須です!個人的な経験ですが、やればやるほどスムーズになっていくことがわかります。
勉強する時も「参考書を見る」だけより「ノートに書く」ことで身についていく経験はありませんか?
頭の中でシミュレーションしても、いざ話そうとしたときに口がまわらないことはよくあることです。
ただ、声に出せばいいという訳ではありません。
本番を想定して同じような声量で練習することがポイントです。
鏡の前で練習する
なんのために?と思うかもしれませんが、一度ためしてみましょう。
緊張しているとどうしても表情がこわばります。
本番を想定して声に出して練習するついでに場所を鏡の前に移してみましょう。
笑顔で!と贅沢はいいませんが、やわらかい表情で話ができることで印象もよくなります。
必ず準備しておきたい3つの回答
希望年収について
遠慮することはありません。自身の想いをしっかりと伝えましょう。
ただ、前職以上の年収を希望する場合にはそれに見合う内容と根拠の提示が必要です。
自身のスキルとあわせて、具体的にどのように力を発揮して貢献するかまでをしっかりと説明できないのであれば、軽々しく前職以上の年収を希望するのは控えたほうが無難です。
同業種での転職だとしても、これまでと違う環境でリスタートする際にはすぐに100%の力を発揮するのは中々むずかしいものです。
現状維持、もしくは少し水準を下げたとしても、入社後の働きで昇給していく方に力を入れたほうがよいでしょう。
他に受けている企業について
正直に答えて問題ありません。
ただ、場合によっては全てを伝えないほうがいい場合もあります。
例えば併願している企業の業種がバラバラな場合を考えてみて下さい。
「この人はなんの仕事をしたのだろう」「仕事ならなんでもいいのか」「本当にうちの会社に入りたいのか」などと思われても仕方ありません。
一貫性のある転職活動であれば問題ありませんが、転職に対しての軸の話がブレないようにしましょう。
働き始められる時期について
転職をするには現職を退職するにあたって仕事の引き継ぎがあることもしっかりと覚えておきましょう。
企業によっては退職の○週間前までに通知をしなければいけないという制約がある場合があります。
その場で焦って回答しないようにしましょう。
おおよそのの目安は伝えられるかもしれませんが、詳細は内定後に調節させてもらうように回答しましょう。
あとがき
結論、練習と場慣れだと思っています。
ものすごく入社したい企業があるのであれば、それより前に別企業の面接を受けて感覚をつかむのもいいかもしれません。
もちろん応募する企業全てに全力を注ぐことは前提ですよ!
面接に関する情報は書籍で販売していたり、転職サイトに載っていたりします。
私が利用したリクルートエージェントでは、面接対策のサイトはもちろん、動画でもレクチャーしてくれます。