転職

やりたい仕事がない場合の転職方法を解説!自分の強みの見つけ方も紹介

今の会社は辞めたいけど特段やりたいこともないなぁ

今の会社に不満があるからやめようと思っても、次にどんな仕事をすればよいかわからないことありますよね。何かの目的達成のために転職をするのではなく、不満の解消のために転職したい人も世の中には多くいます。

実際に転職は考えているけどやりたいことがないという人に向けて、あなたに合う仕事の見つけ方を解説します。

この記事のまとめ
  1. 年代に関わらず自己理解・自己分析が大切
  2. 自分の年代に合わた転職ポイントで勝負しよう
  3. 悩んでいるなら転職エージェントで相談してみるのがおすすめ

やりたい事がない・わからないのはなぜ?

よくある3つの理由
  • 自己理解が足りていない
  • 周りの目を気にしている
  • 仕事に関する知識が不足している

自己理解が足りていない

やりたいことがわからないという場合には、自分自身がどのような役割でどのような仕事をしている時にやりがいを感じたり、喜びを感じていたのかを理解できていない場合が多くあります。これまでの自身のキャリア・経験を振り返って自身の得意分野や強みの把握をすることが有効です。

また、自身にとっての仕事の原動力を把握できていない場合もあるでしょう。

たとえ同じ仕事をしようとも、その先に待つ未来や小さな喜びがモチベーションに繋がって違う結果をもたらすようになります。それが見つけられていない場合には仕事にやりがいを感じにくく、何事もやりたいと思えない状況になるでしょう。

周りの目を気にしている

実は少し気になっていたり、興味があることがあるのではありませんか?でも家族や友達がよくないと思っているような仕事である場合に、チャレンジしづらいなと思う人もいることでしょう。自分のためにやっている仕事のはずが、周りの目を気にして動けなくなっていることもしばしば。

また自分に自身が持てない人は、周りからの目以外に自分で無理なんじゃないかと決めつけているケースも。ネガティブな考えがやりたい気持ちに蓋をして選択肢を狭め、結果的にやりたいことが見つからなくなっていることもよくあります。

仕事に関する知識が不足している

他業界・他業種の場合に多くあることですが、知識が不足していることで先入観で「合う・合わない」を判断して選択肢を狭めているケースがあります。このような状態は自らチャンスを捨てていると同じ状況のためとてももったいないです。

とは言うものの、やったこともない仕事の内容を想像し、把握するのは中々難しいですね。自分で調べることも有効ですが、知人から直接聞いたり、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみるのも一つの手段です。

そんな状態で転職をしても大丈夫?

今の会社を辞めたい・転職したいと思っていても、やりたい事もない状況で転職活動をしてもいいのかわからないという人も多くいます。

結論、転職をすること自体は問題ありません。ですが、自己理解や業界の理解が不足した状態で飛び込んだ場合にはミスマッチが起こってまた辞めたくなってしまう可能性があります。

転職してみなければわからない会社の雰囲気や風土もあるでしょう。ですが、行き当たりばったりではなく、事前に仕事の内容や自分の仕事の適性を把握しておくことでミスマッチが発生する確率は大きく減らすことができます。

たとえやりたいことがない場合でも、自分には何ができるか、得意なこと・興味があることが何かを把握した上で転職を考えてみるのが良いでしょう。

やりたい事がない・わからない場合の仕事の探し方

よくある3つの理由
  • これまでの自分を振り返ろう
  • 「やりたい事→やれる事」の意識に変えよう
  • プロに相談してみよう

これまでの自分を振り返ろう

まずはこれまでの自分の人生を振り返ってみましょう。社会人人生だけではなく、学生の頃を含めて自分がどのような状況でどういったことに興味関心や喜び、やりがいを感じていたかを把握することが大切です。

この時のポイントは自分の主観でいいということです。あくまで自分がどう思って、どう行動していたかを振り返ることで自分に適した仕事の内容が見つかるかも知れません。

仕事におけるモチベーションはすべての源です。自身が前向きに進んでいけるような理由を持てるようになると、取り組む姿勢も大きく変化するでしょう。

これらを元に転職の軸を決めることができると、進みたい方向がはっきりと見えてくるので、転職活動がスムーズに進むでしょう。

「やりたい事→やれる事」の意識に変えよう

仕事を変えるとなるとどうしても「次にやりたいことは何か」という意識で物事を考えてしまいます。自分がやったことがないことはイメージするのが難しいのでやりたいことも具体的に考えづらいですよね。

そんな時は「自分には何ができるか」ということをベースに転職活動を行なうのがおすすめです。自己分析を行い、自分のこれまでの仕事の中で何が苦にならずにできたかを考えてみましょう。

自分が苦手なことをする時にはどうしてもストレスが溜まるし、効率も良くありません。自分が苦がなくできることがあるのであれば、それを元に同じ作業・似た作業のある仕事を探してみると良いでしょう。

自分ができることを洗い出すと、面接のアピールにも役立ちます。苦手なことの克服より、得意なことを伸ばして自分の強みで勝負できる人間になりましょう。

プロに相談してみよう

自分の強みが何かわからない…仕事は全部大変に思える…どうすればいいのかわからないなんて人は転職エージェントを利用してみるのも一つの手です。

転職エージェントでは担当となるキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。まだ自分がどうなりたいかわからない場合でも、キャリアアドバイザーとの面談を通じて自分の強みを発見することもできるでしょう。

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【年代別】転職を成功させるコツ

年代別のポイント
  • 【20代】意欲・ポテンシャル重視!未経験にも積極的に応募
  • 【30代】即戦力!経験やスキルをしっかりとアピール
  • 【40代】スピーディな転職を心がける!マネジメント経験があると◯

20代は挑戦

20代は将来性への期待も大きく、転職には有利な年代です。未経験の業種や職種でも転職しやすいため、積極的に応募してみるのが良いでしょう。

資格がないからダメかな…なんて思わなくても大丈夫です。新卒で入社してから資格を取る人も多いため、ちょっとくらいそれが遅くても転職にはあまり影響はありません。

むしろ若い時期は意欲やポテンシャルをアピールすることがおすすめ。今はこうだけど、将来こんな風になりたいと思っている、それに向けてこんなことを考えているなどのビジョンを提示できると企業側からの評価も高くなりやすいでしょう。

30代は即戦力

30代になると色々と仕事を任されるような年代になって即戦力として採用されます。よって経験や実績のアピールをすることが大切です。

10年近く仕事をしているため、これまで自分が取り組んだ仕事の内容を振り返った上でスキルや実績を洗い出すことで次の仕事で何をすれば良いか見えてくるでしょう。

この年代になると周りも順調に昇給している年代です。あなたのスキルや実績が転職時の給与に反映されることになりやすいので、自身の強みをしっかりとアピールしましょう。

未経験の業界・職種に飛び込めないこともありませんが、収入面ではダウンすることを覚悟して望みましょう。また、仕事内容は違えど自分の経験を活かせそうな部分は積極的にアピールすることが大切です。

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40代は豊富な経験

40代になると経験した内容ももっと幅広くなるでしょう。より自己の振り返りが重要になります。自分が経験してきたこと、持ち合わせているスキルの中からどれを選択して勝負していくかをしっかりと考えましょう。

この年代になるとマネジメントスキルも要求されてきます。これまでにマネジメントを経験している人は積極的にアピールすると良いでしょう。

一方で長期的なキャリア形成を考えている企業は少しでも若い人を採用したいと考えます。年齢的に不利な状況で始まるので、転職する場合はダラダラと行わずに少しでも早く取り組みましょう。