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【お仕事解説】WEBディレクターの役割とは?

ディレクターってなんぞや

みなさんこんにちは!あぶり(@aburi_514)です!

自身の勉強のアウトプットとしてWEBディレクションについてまとめ記事を書き始めます。

今回はまずWEBディレクターの役割を簡単にまとめます。

これまで私がクライアント側としてプロジェクトに参加した際の実体験なども交えながら記載します。

この記事はこんな人に向けて書いています
・WEBディレクションの知識を深めたい
・プロジェクトに参加するにあたっての注意点を知りたい
・プロジェクトでの失敗談を知りたい

WEBディレクターって何をする人?

みなさんにとってディレクターってなじみのある言葉でしょうか。よくテレビディレクターって言葉て聞くことかもしれないですね。

今回説明するWEBディレクターはサイト制作にあたって「プロジェクトマネジメント」をする職業のことを指します。

プロジェクトマネジメント???

例えば自社の新サービスを紹介するページを制作することになったとします。

その際に社内の関係部署、制作会社を含めて、ひとつの成果物を完成させようとします。この目的を果たすために行うチームや業務のことを指します。

ではWEBディレクターの具体的な役割とはなんでしょう?

簡単にいうとプロジェクトを成功させるための場を設けたり、進行を行う役割です。

この時に押さえておきたいことがいくつかあります。

目標の共有

プロジェクトではクライアントと制作会社が協力してひとつの成果物を完成させます。

この時、なんのためにその成果物を制作するのか目的をはっきりさせておくことが大切です。

これができないとどうなるの???

目的がはっきりしていないと制作過程で考え方にブレが生じ、結果的に誰にも適さない中途半端な結果になることがあります。

プロジェクトを進めているといくつもの課題にぶつかります。そして、その時に選択できる道はいくつもあるでしょう。

では、みなさんは若者向けのサービスを紹介するホームページを作る時に、難しいビジネス用語や表現を使いますか?きっと使わないでしょう。

つまり、誰のために何を目的にそれを行おうとしているかがしっかり定まっていれば、ゴールへの道筋がしっかりでき、迷った時も判断しやすくなるということです。

うまくいかなかった事例はこちら

私の関わったプロジェクトでは、顧客視点で作っていたはずのページがいつの間にか会社内の人間が使いやすいようにする方針にズレていきました。

制作会社側にディレクターの役割を担っている人はいましたが、クライアントの要望を覆す程の力は持っていません。

問題提起してはくれていましたが、結局はクライアントの社員のさじ加減でした。

結果、納期が遅れ、その中でできる範囲のことを妥協して行うしかなくなった状況です。

これも最初に何を目的にページを作るかを関係者全員が理解できていなかったことが原因であると思っています。

プロジェクトをブレずに遂行させるためには、目標・目的を共有し、しっかりと理解することが大切だと思わされた事例です。

メンバーの役割決め

プロジェクトはひとりで行うわけではありません。複数人が協力をして行うものです。

これにあたって、必要な人材を確保し、プロジェクトメンバーとして参加できるようにすることもディレクターの大事な役割です。

また、参加するメンバーそれぞれの役割を決め、作業を分担し、無駄のないプロジェクトの進行を目指します。

役割が決まらないとどうなるの?

メンバーの役割を決められない場合、メンバーのプロジェクトに対する当事者意識が薄くなる可能性があります。

私が見てきた事例では、当事者意識を持っているメンバーに仕事が集中し、業務の負担が著しく増えてしまっていました。

適正な業務量ではないとひとつひとつの作業のパフォーマンスも落ちてしまいます。

結果ミスが起こり、手戻りが発生して時間を使ってしまうこともありました。

参加したメンバーの適性を把握した上で、それぞれのメンバーの役割をしっかりと決めることが、スムーズなプロジェクト進行につながります。

コミュニケーション

プロジェクトを成功させるための場を設けることをディレクターの役割と書きましたが、このためにはコミュニケーションが必須です。

メンバーとのミーティングの設定するために時間を調節したり、プロジェクト内での意思決定のフローの確立とそれに沿った進行など、人との関わりが大切になります。

それぞれの工程によって判断できる人材も変わってくるでしょう。

最終意思決定者を含め、どのようなルートで物事が承認されてプロジェクトが進行するかも明確にしてあげるとプロジェクトがスムーズに進行します。

人間関係が影響するから繊細な部分でもあるよね

コミュニケーションがうまく図れないとプロジェクト進行自体に支障が出ることがあります。

プロジェクトの全てが同時進行できるものではありません。

ひとつの工程が終わって初めて次の作業にとりかかれることもあります。

どこかの工程で作業が止まってしまうことでプロジェクト全体の進行に影響がでることも当然あります。

メンバーとのコミュニケーションの中で、現在どういう状況で、現在の困りごとや解決策の模索など、コミュニケーションを図って解決に導くことも重要です。

正直な所、ここが一番重要なのではないかと個人的に思っています。

役割を分担するにも、作業の進捗を確認するにも全てにおいてコミュニケーションをとることになるからです。

普段の簡単なあいさつから始まり、時には雑談も交えながら円滑な人間関係のもとプロジェクトを進行したいですね。

これが簡単にできれば誰も苦労はしないけどね

あとがき

ディレクターって最初は企画立案などに大きく関わるものだと思っていました。

当然全体の出来上がりを見ながら調整の支持をだすのでディレクターの監修力でサイト自体の価値は大きく変わるでしょう。

本当の初歩的なことだけ書きましたが、サイト設計の仕組みやデザイン監修などまだまだディレクターのやらなきゃいけないことは残っています。

また次回に改めて記事を書きたいと思っています。

クライアントの疑問に答えられるだけの知識も必要です。